So-net無料ブログ作成
検索選択
▼手作り石鹸のツボ ブログトップ
前の10件 | -

アロエの石けん、ピンクになる下処理 [▼手作り石鹸のツボ]

IMG_9080.JPG

ピンクのキダチアロエの石けん、カットしたて。

精製マカダミアナッツ油 70%、ココナッツ油 20%、パーム油 10%
水分の三分の一をキダチアロエジュースに置き換え。キダチアロエジュースは苛性ソーダ水とは混ぜずに用意して、初めにオイルに入れてけん化を始めました。

<追記>
この石けんに使ったアロエジュースを下処理前の生アロエ(下記【2】)に換算すると、オイル100グラムあたり24グラムになりました。500グラムのバッチサイズなら100〜120グラムのアロエからジュースを作ることになります。葉の大きさによりますが、中くらいので4〜5本程度でしょうか。ご参考まで
<追記終わり>

この石けんのぐるぐる即興ライブ(instahgram)はその後のストーリーでの配信を含めて200人近い方にご視聴いただき、ありがとうございました。
型入れまではややピンクになってきたかな?という感じで、ハラハラさせたかもしれませんが、保温中にしっかり変化していました。

今後もちょっとしたライブ配信をしていきます。
よろしければinstagram @kumama_yurikuma をフォローくださいませ
FBページ HandmadeSoapくまま でもお知らせや配信をしていきます。

今回のアロエの下処理は写真でご紹介します。
自分はピンクにならなかったというお声も多くいただいたので、参考にどうぞ。

■□■ キダチアロエの下処理(アロエベラも同じ)■□■

中くらいのキダチアロエの葉、10本を使いました。
【2】の時点で320g、【4】のジュースが250g、【6】で150g でしたが、【5】でアクと一緒にすくってしまう水分や差し水の加減でできあがりの量は変わってくると思います。
ちょっと差し水が少なかったかなという印象です。

IMG_9067.JPG 【1】アロエの葉のトゲの部分を削ぐようにとります

※中のゼリーをそぎ取る時や乾燥茶等にするときに必要ですが、今回は本当はなくてもよい工程です
IMG_9068.JPG 【2】小さく切ります

※この状態で冷凍保存できます。アロエ茶ならもう少し薄く切って乾燥します
IMG_9069.JPG 【3】皮ごとミキサーにかけてジュースにします

意外なことにジュースにしてしまうとサラサラでとろみはほとんどありません
IMG_9070.JPG 【4】ガーゼや布巾などで漉して固形分を取り除きます
IMG_9071.JPG 【5】ジュースを火にかけて沸かし、浮いてくるアクを取り除きます
アクが出なくなるまで続けます
目安 30分程度ですが、アクが出なくなればやめていいです
煮詰まって減ってくる分は、時々 精製水を差して補います
IMG_9072.JPG 【6】アクを取ったジュースにも固形分が分散しているので目の細かいフィルターで漉します
すぐ使わない分は冷凍して保管します

※常温保存ができないので防腐剤を添加しない場合は解凍も冷蔵庫で


ポイントは「皮ごと」です。

ピンクになるのは緑の表皮に多く含まれているアロインという成分です。アロエの葉の切り口の汁が赤茶色くなっているのを見たことがあれば、その色の成分がアロインです。
アロインはお腹が緩くなる成分で、効き目が強いため成分としては日本では医薬品扱いで、例えばアロエベラの葉肉を食品として流通させるには表皮を取り除かなければいけません。(なぜかキダチアロエはお目こぼしされていますが、食べるのなら十分注意ください)

なのでアロエベラのジェルや、キダチアロエも包丁で中身のゼリーだけを取り出したものの場合はアロインがほとんど含まれないので、石けんに使ってもピンク色がつきません。
どうしても皮ごとはイヤという場合、包丁で削いだ皮の方に残っているものをスプーンでしっかりこそげ取ったジュースを合わせて使えばある程度の効果はあります。
Enlight6.jpg

皮ごと処理することでピンク成分は取り出せているので、石けんに入れる場合は【4】でもっと目の細かいもので漉したジュースをそのまま使っている人も多くいらっしゃると思います。ただこの段階では緑が残るので、緑が勝ってしまうとピンクが見えにくくなるかもしれません。

今回は、多めにできてしまうこともあり、使い切れない分は化粧水に入れてもいいなということで、上記の手順【5】でアクを取りました。アクと一緒に緑色の分散物も取れてしまうので黄色い液体になります。
チマチマとアクをすくいましたが、時間かかるし熱いし量も減ってしまうので、少量の場合はアクが増えなくなるまで十分煮沸したら【6】で一気に漉してしまうのでもいいと思います。

ここでアレルゲンがある程度取り除かれるとされていますが、取り除かれるのはチクチクを感じることのあるシュウ酸カルシウムの針状結晶で、アロインはそのまま残ります。また、葉肉には他にもアレルゲンになる成分があるとのことなので、過信は禁物です。パッチテストをお忘れなく。

アロエ皮膚炎について
http://kanja.ds-pharma.jp/health/hifuen/p30.html

※上の手順は「アロエ物語」さんのエキスの作り方(工場のレシピとのこと)参考にしました。
ただ、最後にもう一度漉す部分など説明が抜けていると思われるところがあります。
http://aloe100.jp/history/howtouse/leaf/pdf/leaf01.pdf

今は自分でアロエを育てていないので、初めてアロエ石けんを作ったのはもう覚えていないくらい昔でようやく2回目でした。
自分用にシンプル豪華石けんなので、熟成楽しみです。

IMG_9079.JPG

HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

赤い色素の透明せっけん とTips [▼手作り石鹸のツボ]

ばーん
「プラ」マークばっちり

赤い透明せっけん

先日のアンデリーズさんの講座で作った赤い色素の透明せっけん、10/2の余りタネ分をいただきました。
いい色出ています。
皆さんで分けたあとのお鍋の残りなので膜や鍋縁にくっついてたものがせっけんの上にたまっていますが(下写真)、全体としては問題ありません。

このレシピは小分け時にすぐ膜ができるほどの固まりやすさなので、持ち帰り中に冷めながらシャバシャバ揺られると空気が入って少し白くなったかもしれません。
気になる方は溶かして固め直し(今度はそーっと冷却)に挑戦していただくのもアリです。
(あ、本講座の趣旨は赤い色素の抽出で、透明せっけんは色素を活かす実習です。)


透明せっけん作成の一般論として、
オイルの配合以外で、固まりやすさと固まった直後の透明感は主にレシピ中のアルコールの比率によって大きく差が出ます。アルコールが多いと固まるのが遅くて初めの透明度が高く、少ないと固まるのが早くて透明度は低めになりますが、固形せっけんとして使いやすい程度まで乾燥させると透明度の差はわからなくなり、アルコールが多いものほど縮みによる変形が大きくなります。
コストや乾燥後のことを考えるとできるだけアルコール少なくしておきたいのですが、そもそも透明であること(不透明にならないこと)を達成するには、アルコールが多い方が失敗が少ないので、悩ましいところですね。

赤い透明せっけん

最近透明せっけんが流行っているせいか、なぜ透明にできるのか、オイルの配合、透明化用のオプション材料の配合、オリジナルレシピを作れるようになるヒントをお話しする「王道透明せっけん」講座へのお問い合わせが増えています。
これは私の持論ですが、透明せっけんは手順よりレシピ! レシピがちゃんとしていて、手順の中で外してはいけないポイントだけしっかり押さえておけば、作業の順番はかなり適当でも同じ結果が得られます。

アンデリーズさんでの1月以降のスケジュールに組み込めるかどうか、只今検討中です。王道透明せっけんでの勉強を踏まえて本当に大胆にレシピと手順をアレンジするバージョンも検討中です。

そういえばこのところ本ブログで講座のご案内をしていなかったです。ごめんなさい。
1〜3月の概要が決まり次第、11月からのものも合わせてのご紹介をいたします。しばらくお待ちください。

アレから赤色色素を抽出する講座の見本せっけんたちとともに。
型だし・カットしたての透明せっけんをラップや真空パックにすると表面が白くなるのを防いで長時間クリスタルクリアな透明感を保つことができるのですが、もちろん乾燥が進まないので未完成品であり、固形せっけんとして使えるようになりません。このようにご紹介するのは少々卑怯かなぁと思わなくもない今日この頃。
ところでCPと重ねたせっけんがモンスターボールに見える病気につける薬を紹介してください涙
赤色色素抽出講座の見本せっけん

HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます

曲がります! [▼手作り石鹸のツボ]

容器曲がります

思うところあって容器にジェルソープ入れたまま(ポンプは抜いて)軽くレンチンしたら、変形しましたw

ここで止まったからいいけど、もうコンマ何秒か遅れたら下に縮み始めて電子レンジの中があふれた液体せっけんだらけになったことでしょう。

透明なプラ容器はPETのことが多いので、60°C超えの高温厳禁です。

でも耐熱温度140℃のPPなら大丈夫でしょ、と思ったら大間違い!
せっけん水や、グリセリン溶液をPPのビーカーで電子レンジにかけるとやはり変形することがあります。

特にやられやすいのは液面付近と、一度注ぎ口から注いでいた場合には液が付着している注ぎ口付近です。沸点上昇で温度が上がる、または水が先に蒸発してしまって、せっけんやグリセリンのナマの沸点付近(ともに200℃以上)まで温度が上がることがあるためです。

熱々まで温めたいときには電子レンジなら耐熱ガラス容器を使うか、湯煎の方が間違いないことも多いです。

ジェルソープ
色見本

NHKカルチャー 練馬光が丘教室でのジェルソープ講座の作品です。
窓の大きい明るい教室で、お子さんのご参加もあり、楽しく和やかに終えることができました。
春らしい明るい色合いが多くなりました。シールでのデコ、おまけにお持ちしたチョコのフレグランスも好評で、きっと教室にはあま〜い香りが立ち込めていたに違いありません。

ゆりくまのジェルソープは、アンデリーズさんで5月に講師講座、7月に福岡でリキッドソープ作りにセットの体験講座を計画しています。
ご興味ある方はアンデリーズのインフォメーションブログをチェックください。

HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます

王道透明石けん講座 補講! [▼手作り石鹸のツボ]

透明石けん

週末,9/6(日)は王道透明石けん講座、午前午後の2回でした。
大変多くのお問い合わせをいただき、キャンセル待ちの方が多いくらいになってしまったために、会場変更&増席しての開催となりました。
慣れない場所ゆえにご迷惑をおかけした局面もありましたが、皆様のご協力で無事時間通りに終了することができました。ありがとうございました。

上の写真は午前の部で作ったものです(多分無色?)。ちゃんと透明にできあがっています。
もし疑問や不具合などありましたら、遠慮なくご質問くださいね。

さて、午前午後の回それぞれで、お渡ししたテキストや補足資料の内容は全て読み上げたつもりですが、講座途中のQ&Aで片方でしかお話ししなかったり、どちらかの回で見慣れない現象が起こったり、事後にご質問いただいたりしたことがありますので、補足の補足をメモしておきます。受講いただいていない方にも参考になると思いますので、長くなりますがお付き合いください。

-----------
ところで、緊急連絡です!
大人気の王道透明石けん講座、リクエストをいただき、広島で開催できる運びとなりました!

10月 4日 (日) 14:00ー17:00 広島市内です。
すでに募集開始しておりますので、アンデリーズのインフォメーションをご確認ください
http://andelies.sblo.jp/article/161705486.html

同日午前中は アルコールフリーでちょっと変わった方法のリキッドソープ作りとキラキラジェルソープのセット講座、
前日10/3(土)は終日でフィトピグメントのダイジェスト講座です。
合わせてご検討ください♪
-----------


続きを読む


型入れ後のアセ対策 [▼手作り石鹸のツボ]

型に入れたせっけんを保温箱から出すときにドキドキすること・・・

私は灰より汗です。

多少の灰はもう慣れたというかある程度予感があるというか、余程厚くなければ除去できるから諦めがついてるというか。

それに対して汗は、まだまだ予測ができません。
いえ、予感はあるのです。予感はあるんだけど、どうやったら防ぐことができるのかわからない。表面にスワールして汗の水玉模様が残るとがっかりです。灰より根が深くて少し削っても取れないのです。

汗には2種類あるような気がします。
(1)保温中に空間部分に溜まった水蒸気が結露したもの
(2)拭いても拭いてもせっけんの内部から湧いてくるもの。時には型の中でせっけんが泳ぐような。

(2)は今のところどうしようもないです。これはなんらかの理由でせっけんの塊中に閉じ込めきらなかった余分な水分が出てきている感じで水分のpHが高い傾向にあり、おそらくそこそこ塩分濃度がありそうな水分。底や側面はせっけんがびちゃびちゃになっていたとしても固形側が再度吸い込むことをしないので、後から染みにはなりにくいと感じています。とにかく拭けばOK。ただ、濃く着色している時には水の通路だったところ、言うなれば汗腺だったところに小さい白点ができたりします。

私にとって嫌なのは(1)です。せっけんの表面に水滴が落ちてせっけんが溶けて染みができていることがあるのです。

そこで、しっかり保温するときは、型にラップをする前に紙(ティッシュペーパーかキッチンペーパー)を乗せることにしました。蒸し器の原理ですな。

紙乗せ

ほらほら、型出ししてみると紙が蒸気を吸っているのがわかります。

中身

しっかりジェル化してる感じですが、汗なしです♪
まんぞくまんぞく

あれ? ひょっとして世の方々はあまり汗なんぞに悩まされていないですか・・・?


ではちょっと違う話題も

泡立て器

今回、新しい泡立て器を使ってみました。
本当は泡立て器じゃなくてお味噌を計って溶かす道具なんですが、別にお味噌の計量には困っていなかったことがわかったので転身させました。
クロスしている部分がないのでとにかく拭きやすい洗いやすいのがいいですね。

トレース中

今回5分トレースだったのには多分泡立て器の性能は関係ないと思います。

手作り石けん講座案内
手作り石けん講座案内
HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます

ボロボロ石けん [▼手作り石鹸のツボ]

ボロボロ石けん

うまくいってない作品例ができてしまいました。

上の写真、真ん中の石けんがボロボロですね。
崩れやすいですがカサカサに乾いているわけではなく、むしろしっとりしています。

3つの石けんは香りと着色以外は全く同じレシピ(オリーブ、パーム核、牛脂)です。
真ん中の(A)と右の無地の(B)とは、2時間差で連続して作って同じ保温箱に入れたものです。
左の(C)は日を改めて(A)の作り直し。
すべて40℃ほどを保って混ぜ、型入れ、保温しています。


これらの明暗を分けたのは、レシピや温度ではなく、トレースの強さです。

(A)は流れるようなマーブルを作りたい気持ちが強く、トレースが全く見えない状態で色付け、型入れしました。
(B)は手混ぜで比較的しっかり目のトレース(3時間くらいかかりました)、(C)は(A)の反省を踏まえてブレンダーで軽くトレースを出しています。

特に手混ぜでトレースが遅いレシピの場合、ちゃんとトレースまで持っていかない残念な仕上がりになることが多いように思います。型入れ後に内部のムラができたり結晶に取り込まれない水分が残ったりするのでしょうか。
油断禁物です。

ボロボロ石けん

これらは色見本のつもりの石けんなので、個別には近日中にご紹介したいと思います。


手作り石けん講座案内
手作り石けん講座案内
HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます

スチール缶を湯煎すると・・・ [▼手作り石鹸のツボ]

缶を温めると

缶で買った油、固形のものだと温めて融かさないと使いにくいことがあります。

少量ならあの狭い口から長い薬サジで固まったまま穿って取り出すのですが、量が多いときは仕方なくお鍋にお湯を沸かして缶を突っ込み、融けるのを待つ・・・ というのが私のパターン。

でも、もともと錆びやすいのに加え、ステンレスのお鍋にスチール缶を入れるせいもあると思うのですが、湯煎すると缶は一発で錆びてしまいます。

外側だし、直ちに漏れるほどひどいものではないですし、中の油は飽和脂肪酸が多いものなので何回か融かして固めてを繰り返してもそう簡単に劣化はしないのですが、なんとなく気持ち悪くて、一度湯煎すると決めたら全部プラスチックの容器に移し替えてしまう私です。

今材料棚はパーム油でぎゅうぎゅう。

湯煎中

手作り石けん講座案内
手作り石けん講座案内
HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます

気泡 [▼手作り石鹸のツボ]



グルグルの時に写真のような小さい気泡がいっぱい入ってしまうことがあります。
特に大胆にブレンダーを使ってトレースに持ち込もうとした時などにできやすい。

これは小さすぎて型入れ後にトントンしても抜けず、石鹸の内部に残ります。
石鹸の断面に、粉が残っているような白い小さな点が、タネを流し込んだ流れに沿って発生します。

苛性ソーダが残っているわけではないのでご心配なく。

気泡入り

↑見えるかな。

予防するには、オイルや苛性ソーダ水溶液をボウルに入れていく段階で縁を伝わせるようにして空気を巻き込ませないこと、ブレンダーを入れたら傾けてカバーに入っている空気を抜くようにすること。

とは言っても、入っちゃうんですよね。。。

今日カットした子はきれいな粒入りでした。がっかり。


■□■ お知らせ ■□■

4月のアンデリーズさんでの透明石けん講座、4/20(土)に加えて4/21(日)の開講も決まっています。
両日とも午後はお席に若干余裕があるとのことです。
ご興味ある方は早めにお問い合わせください。
→こちら http://www.mutenkabatake.com/workshop-soap2013-yurikuma-456.html


手作り石けん講座案内 手作り石けん講座案内
HandmadeSoapくままFBページ HandmadeSoapくまま でも石鹸近況など書いてます。
クリック応援よろしくお願いします。人気ブログランキングへいつも応援ありがとうございます。

石けん炊いてみました、そのニ 。 CPSP [▼手作り石鹸のツボ]



炊飯器で石鹸炊いてみました、の二つ目、 CPSPです。

・作った石鹸の紹介はこちら→「ホットプロセスの石鹸、2種」
・石鹸炊いてみた一つ目の記事はこちら → 「石鹸炊いてみました、その一。SHP」

CPSPとは、Cold Process, Suihanki Process  の略です(もしくは Cold Process, Rice cooker Process,  CPRP)。私の造語なので検索しないように!

CPOP(Cold Process, Oven Process ーー 普通のCPの作り方で型入れした後、型ごとオーブンで加熱する方法) のパクリで、加熱に電気炊飯器を使おうというものです。
電気炊飯器の「保温」がグツグツ煮ないホットプロセスに理想的な70℃程なのを利用します。

型入れまではCPと同じなので、マーブル、スワールやレイヤー、コンフェティなどの模様付けがそのままでHP並の鹸化促進を行うことができます。確実にジェル化させられます(ここが一番のツボかも)。


また普通のHPでは行わないウォーターディスカウントも可能なため、「デザインを活かしつつ十分鹸化が進められてほぼ乾燥も不要」な作り方に限りなく近いのではないでしょうか。
※加熱するため、通常のCPよりは早く鹸化が完了しますが、熟成期間を取らずに使いたい時は必ずpH確認をしてください。また水分の乾燥期間はそれなりに必要です。

※追記
CPOPとはというご質問があったので最後に追記しました。
CPSPに共通する注意点もあるのでご覧ください

続きを読む


石けん炊いてみました、その一。 SHP [▼手作り石鹸のツボ]



石鹸炊いてみました。

釜炊き石鹸なんて言葉があるとおり、加熱しながら鹸化するプロセスを日本語では「炊く」と表現します。英語だとcookです。(実は石鹸だけでなく化学プロセス業界全般で炊くとか煮るとか言うんです。)

ということで石鹸の炊き方(ホットプロセス)のアイデアを2回に分けて紹介します。

・作った石鹸の紹介はこちら→「ホットプロセスの石けん、2種」
・石鹸炊いてみた 二つ目の記事 →「石鹸炊いてみました、そのニ。CPSP」


ホットプロセスは加熱して鹸化を進めるため、熟成期間が不要ですぐ使い始められるメリットがあります。
見た目に凝らない家事用石鹸、透明石鹸、アルコールを使わずにリキッドソープの素を作るとき、リバッチなどには便利な方法です。
(もちろん頑張ればそこそこ見た目の良いものを作ることもできます)
また、鹸化が終わってからオプションを加えるため、エッセンシャルオイルやオプション材料を強アルカリと触れさせないで済むのも特徴です。(多少の熱はかかりますが)


海外では直火でグツグツ炊くクラシックなホットプロセスの他に、比較的低温で行うにはクロックポットを使うホットプロセス(CPHP)、コンベクションオーブンを使うホットプロセス(OHP)、コールドプロセスで型入れした後コンベクションオーブンを使うCPOPなど、いろいろな方法が提案されています。
根強い人気があり、かならずHPという人も少なくないようです。


比較的低温でマイルドに行うホットプロセスに必要な温度はおよそ70℃前後です。温度を上げすぎると途中で分離しやすくなります。

日本ではクロックポット(釜が大きめの陶製の、電気鍋)は一般的ではないし、70-80℃程度の低温に設定できるオーブンはかなり上位機種になるようです。なのでホットプロセスといえばIHヒーターも含む直火か湯煎が定番ではないでしょうか。もちろんそれでまったく問題はないのですが、一部のIH機器を除いては温度管理に非常に手間がかかります。温度が気になって目が離せません。そう思うと、海外で提案されている道具はすべて温度管理を楽にすることに寄与しているようです。


でもでも、日本にもあるじゃないですか! 70度くらいを維持してくれる熱源。


電気炊飯器(電気炊飯ジャー)



そう、日本人的ニュアンスで「石鹸を炊いちゃう」ホットプロセスにトライしてみたのでした。

続きを読む


前の10件 | - ▼手作り石鹸のツボ ブログトップ
手作り石けん講座案内
手作り石けん講座案内
HandmadeSoapくまま FBページ HandmadeSoapくまま クリックよろしくお願いします
クリック応援ありがとうございます