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横浜ソーパー会201811と雨がテーマの石けん [■手作り石けん記録]

みずたま

幸せな時間からあっという間に2週間経ってしまった・・・
日差しの暖かな11月の日曜日、恒例の横浜ソーパー会でした。
いつもの気の置けない仲間と、会の趣もぐっとプライベート感を増してゆったりと、ほとんど脱線なくずっと石けんの話をしていたと思います。
そうあるべきだよね、そういう会だし(笑)

メインイベントの石けん研究会のお題は「雨」でした。
雨の石けん

いつもお題が決まった段階で、例えば〜とか思いつき(言ってみるだけでやらないやつ)を出し合ったりするのですが、その中で「工業地域の雨水厳禁」になってしまったせいか綺麗な雨水出品もなく、香りとデザインで攻めるものが集まりました。
不慮の事態により出品不能になった作品もあり(写真に写っていません)、計7作品の工夫やこだわりポイントを共有しました。

ゆりくまのは2点、保険をかけたけど結局両方出品です。

(実は出先でこのブログ記事を書いているのですが、ノートを忘れてしまったためレシピ等は後ほどこっそり追記します)

ひとつめ

■□■ みずたま ■□■
写真はこの記事トップのもの

水分量の違いを利用するゴールトスワールの応用で、同じタネで水玉模様を。
ゴーストスワールのテクニックを初めて世に広めた(とわたしは思っている)AUNTIE CLARA’S Handcrafted Cosmetics のブログでみた作品を、ずっと作ってみたいと思っていたのです
こちら
https://auntieclaras.com/2014/08/intentional-crop-circles-water-discount-as-a-design-tool/
実はこれはスワールを発表する前の実験的な作品です。

お手本ほどくっきり素敵にはできなかったけど、わたし的には満足。
外側の水分が多い方のタネにトレースを出しすぎて障害物のある型にうまく流し込めず、ところどころ穴が開いてしまったのだけがちょっと後悔です。

しっとり湿ったフローラルな香り、を目指しましたが、パウダリーな石けんらしい香りになりました。


ふたつめ

■□■ 空と君のあいだに ■□■

空と君のあいだに石けん

雨が降ってる歌謡曲から、中島みゆきさんの名作をチョイス

ソラ石けん と キミ石けん を作り分けて、あいだに アメ石けんを挟むというダジャレ作品!
を目指していたのですが、ソラ石けんのアイデアが浮かばず、キミ石けんに青色をつけるだけになってしまったことが未だに悔やまれる一作です。
子犬もつけといたから見逃して。。。

雨石けんは、冷たい雨なのでメントール入りの透明石けん
上に乗っけた雲は雨石けんを一旦溶かしたものにクレイを混ぜてホイップしてモコモコを作りましたが、ねずみ色のベントナイトクレイしか手元になく、めっちゃ雨雲っぽく。。。
そして電動のホイッパーを持っていなくてミニ泡立て器でちまちま混ぜたのでそれなりに地獄のような作業でした。

キミ石けんは。。。 黄身石けんです。安易。

こちらは濡れた土と草の香りをイメージしました。


作りかけ写真

みずたま
みずたまソープ
ラップの芯を小さいカッターナイフで切るのは無謀ということを学びました

黄身石けん
卵黄2個入り
卵黄2個入り石けん


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アロエベラの石けん [■手作り石けん記録]

アロエベラの石けん

アロエベラのエキス入り石けん♪
自宅用

泡立ちレシピではないので控えめながら、とろとろの泡が長持ちしてきもちいい

濡らした石けんの肌と泡をいつまでもすべすべと触っていたい。

幸せ♪ ←変態


でも正直見た目とかどうでもいいんですよ。
泡泡すべすべ、さらにいい香りだったらそれで幸せ


ということで、いま虜のアロエベラ石けん 作成メモです

ひまわり油、コメ油、ココナッツ油、パーム油
けん化率 92%
アロエベラ汁 水分量の半分
ローズクレイ
EO/ ゼラニウム、ベルガモット、イランイランEX、フランキンセンス、ラベンダー、マジョラム、ローズabs.、パチュリ

コメ油のせいか5分トレースでさっさと型入れ、ジェル化

アロエベラでほんのりピンクなのですが、ローズクレイ部分のピンクに目が行くと全体が黄色く見えてしまう

アロエベラはまるっと一本買って、根元の厚いところの歯肉はシロップ漬け(食用)と化粧水用のジュースに、先の方の歯肉、皮と根元部分の剥いた皮をミキサーして濾過した汁をこの石けんに使っています
アロエの下処理の仕方はこちらをどうぞ。キダチアロエバージョンですが基本は同じです。
https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20

アロエベラ下処理

左上)買ってきたアロエベラ、でっかいので3つに切って冷蔵庫に入れました。
その切り口が赤くなりました。石けんが赤くなるのもこの成分で、皮に含まれています

右上)皮と葉肉に水を加えてミキサーしたものを漉した汁を煮沸してアク取りしているところ
左下)ピンクの汁が取れました。使わなかった分は冷凍です。

切り口の感じを見ていると、赤い成分が出てくるにはちょっと時間がかかるようだったので、ミキサーしたものをすぐ漉さずにしばらくおけばよかったかなと思っています。

手触りサイコーなので、また作ろう
というか今後全ての石けんにアロエベラ入れてもいいや くらいの勢いで。

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手作り石けんが茶色くなる糖のはなし(その4 おまけ 牛乳編) [├ 用語・材料・化学っぽいこと]

牛乳と苛性ソーダ

糖分を手作り石けんに入れた時に茶色くなるの?ならないの?を考えてきたシリーズはようやく最終回。
牛乳入り石けんについて、です。

「手作り石けんが茶色になる糖の話」の全記事はこちら
その1 実験編 https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2018-08-30
その2 解説編 https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2018-09-09
その3 おまけ はちみつ編 https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2018-10-01
(本記事)その4 おまけ 牛乳編 https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13


自分が作った時の画像がなくて、というか牛乳入りはほとんど作っていなかったことに気がつきましたが。。。 一般的にミルク入りの石けんは茶色くなるよと言われています。
ミルクらしい白い石けんに作り上げることをテーマに本を書いている人がいるくらい(記事最後にリンクを貼ります)

紹介した本に限らず、英語の解説だと、牛乳を入れたら茶色くなる原因は乳糖がカラメル化するからなので温度を上げないように作りなさい、とされていることが多いです。
しかし今回の結果から、この説明には若干修正が必要ですね。

「カラメル化」は加熱時にしか起こらない反応で、砂糖(ショ糖)なら160℃以上、低めの果糖でも110℃以上が必要です。
乳糖のカラメル化の温度は調べ切れていませんが、少なくともコールドプロセス製法の温度範囲ではいわゆる「カラメル化」は起こらないはずです。
ただし、糖の分解や重合が複雑に起こっているという点で、カラメル化(加熱)と苛性ソーダによる褐色化とでは結果的に同じような褐色物質が生成していると考えてもよいのではないかと思います。

先の実験でお示ししたように、苛性ソーダによる乳糖の褐色化は常温でも進みます。
しかし温度が高いことは反応を速めることにつながるので、温度を上げないことは、反応の進行を抑制しつつ、ジェル化を抑制することで褐色物質を見えにくくする、二つの効果があると考えます。

さて、牛乳系については私の中でもうひとつ疑問がありました。
ミルク系には結構含まれているタンパク質
これは褐色化とは関係ないのかしら??

ということで簡単に手に入るもので再び実験

牛乳と豆乳、そしてなるべく糖分を含まないタンパク質またはアミノ酸で、糖シリーズと同様の実験をしてみました。ただし今回はおまけなので、10%の苛性ソーダ水溶液に対して加えた素材の量はテキトーです

使ったもの と可食部100gあたりの糖(炭水化物)とタンパク質(アミノ酸)
・牛乳 (乳糖 4.4g、タンパク質 3.3g)
・豆乳 (デンプンとショ糖 約1g、タンパク質 3.6g)
・うま味調味料/味の素 (アミノ酸 のグルタミン酸Naが主成分)
・鶏もも肉 (糖分なし、タンパク質 25.5g)
・たまご豆腐 (糖分なし?、タンパク質 6.4g)

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1日後の結果を見てみると、牛乳だけが褐色化しています。
他に褐色化したものはなく、還元糖を含まない状態で、タンパク質が褐色化することはなさそうです。
豆乳のように還元糖を含まないミルク類は牛乳のような褐色化は起こりにくいといえます。ただ、褐色化とは別に、タンパク質自体やその他の成分で色が変わるものがあるかもしれないので、糖の情報だけを過信しないでくださいね。


ここで豆知識
苛性ソーダの「苛性」とは、動植物の組織など対して強い腐食性を持つという意味です。具体的には、脂肪やタンパク質を分解します。脂肪は鹸化され、タンパク質は(ペプチド結合の加水分解により)アミノ酸に分解されます。
鶏もも肉は1日目の写真ではまだピンクの組織が残っていますが、だんだん色が抜けて無くなっていきました。苛性ソーダ水が皮膚に付着するとぬるぬるするのは分解が始まっているためです。すぐに洗って完全に落とさないと皮膚の深部に入り込んでいきます。
保護具大事! 気をつけましょう!

タンパク系実験
さらに放置して4ー5日後
牛乳はさらに濃い色になり、牛乳だけがゆるく固まりました。乳脂肪分の鹸化で石けんができて固まったのかな?
鶏肉はペラッペラになっています。

埃除けのラップを外すと、どの容器もアンモニア臭い。
ミルク系を石けんに入れる際は、この匂いを抑えるためにも、温度が上がりすぎないように作業するのは有効です。

個人的には、褐色化に糖が関わるもう一つの有名な反応、メイラード反応も気になっています。還元糖とアミノ酸がくっついて褐色物質メラノイジンを作る反応で、常温でもじわじわ進みます。苛性ソーダでタンパク質が分解されて、そこに乳糖やブドウ糖があったらだんだん茶色になるんじゃないの?!
とか
でも還元糖だけでも茶色くなることがわかっているから、さらにメイラード反応が起こっているかどうかなんて目で見る実験の範囲では確認しようがないので今回はここまで。

糖のことを書くぞ! と決めてから半年もかかっちゃいました。
少しでもお役に立てて入れば幸いです。
また、感想、ご意見などもいただけると助かります&励みになります。
よろしくお願いします。

↓ ミルクソープメイキング。牛乳だけじゃなく各種ベジタブルミルクのコツも書いてあります。Kindle版あり。
Milk Soapmaking: The Smart Guide to Making Milk Soap from Cow Milk, Goat Milk, Buttermilk, Cream, Coconut Milk, or Any Other Animal or Plant Milk (Smart Soapmaking)

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  • 作者: Anne L Watson
  • 出版社/メーカー: Shepard Publications
  • 発売日: 2016/12/27
  • メディア: ペーパーバック


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